utsurobune’s diary

短歌を発表してます。

一人百首:50

とあるミュージシャンのジャケットを見たことがある。イケイケな風貌の彼らが横たわって談笑しながらバー的なところで酒を片手にオセロをしているというものだった。当時オセロ二アというゲームでオセロをしたものから言わせると違和感がうっすらある。

人生ゲームにしてもなんにしてもやるまでが楽しいのである。わいわいがやがややっていく中で角をとった!とか俺の地域だとこのルールあったし!とかをあの笑顔でやっていると思うと笑える。

似た感じで言うと街中の看板に描いているイラストにそれに似たものを感じる。核家族が描かれたイラスト。全員が笑顔のパステルカラーで描かれたもの。そこでは空気がないように誰もが幸せそうだ。

あの場所がガンダーラなのかもしれない。

7月に 鳴るシンセサイザーのような いいこともたぶん あるよそのうち