utsurobune’s diary

短歌を発表してます。

短歌

一人百首:6

昔、ラジオのパーソナリティーがこんな話をしていた。 「今の子供たちは親がしている趣味を知って自分もその趣味を好きになることが多い。だからスターウォーズとか、ビートルズとか昔の趣味が好きな子もいる。ネットを通じて情報も簡単に知ることができる。…

一人百首:5

見た目より年上にみられることが多い。 もっと直接的に言えば老けてみられる。声も「喫茶店のマスターみたい」といわれる。 嫌だ。 大学時代にサークルの友達と行った居酒屋。先輩から「店員の女の子にいくつに見える?ってきいてこい」といわれ、酔いにまか…

一人百首:4

毒舌芸人、というカテゴリーが苦手だ。 基本的に人を傷つける笑いは好きじゃない。 ビートたけしさんや談志師匠たちがそんなカテゴリーの人だろう。 でも、この人たちの毒は副作用として「幻覚」も同時に見せるのだ。 ビートたけしは北野武として、談志師匠…

一人百首:3

カボチャが嫌いだ。 大概のものは食べられるのだが、カボチャだけは苦手だ。 甘さもいやだが、独特の食感も嫌いだ。 結構周りの男からも聞いたことがある。 井原西鶴も「とかく女の好むもの 芝居 浄瑠璃 芋蛸南京」と言ってたらしいから、 女性人気のほうが…

一人百首:2

1月が半分終わった。強風は体感温度を奪い、外へ行く気力を減らし、私は家具の一部となっている。 ここ数年ほどずっと、お正月に石川啄木の「なんとなく、今年はよい事あるごとし。元日の朝、晴れて風無し」という短歌を思い出していた。 そこからはまって青…

一人百首:1

飽きっぽい性格はいつの頃からだろうか。 昔から趣味が長続きしたことがない。熱しやすくさめやすいという言葉がしっくりくる。日記を書くのは好きだが、一年書き続いたためしがない。 周りではゲーム好きの友人が多かったが、一人でやっていてもつまらない…