utsurobune’s diary

短歌を発表してます。

一人百首:16

某少年誌のキーワードは努力、友情、勝利だが僕はそのうちの一つも持ち合わせていない。この三つは単純な羅列ではなく、努力してないやつに近づくやつはいないから友情もない、その結果勝利することもないのだ。まことに世知辛い

努力ぐらいしろという話だが、実は継続が一番苦手である。夏休みの宿題もいつもギリギリで出すタイプである。エンジンがかからないのだ。31日に困り果て、やる気スイッチを探すために全裸になってくまなく探してみたが見つかることはなかった。そうこうしているうちに8月は終わっていた。

ただこういうタイプはエンジンがかかったときのダッシュはすごい。うさぎと亀のうさぎは眠っている間にエンジンをアイドリングしているのだ。そっちタイプの皆さん、追い込まれてからのうさぎの底力を見せてあげてください。

継続に話を戻すと、毎日ちょっとずつが苦手なダメ人間だ。中学時代に連絡ノートというものがあって、そこに時間割と日記を書いていた(メジャー?)。が、日記は中2の2学期に提出しなくなった。もう単なる手帳である。

大学で新聞部にいたころ、文章の練習として日記を書くことを薦められた。記事にはできるだけ自分のフィルターをはずした文章を書き、なおかつ自分の思ったことも書かなくてはいけない。つまり自分の思ったことも客観的に見なければいけないのだそうだ。これがメタ認知という(名前だったはず。である。ような気がする)。そういうことで書き出したものの、飽きるほかに気力が底をついてかけない、てなこともある。

有名だから聞いたことがある人も多いかもしれないが、行動の習慣には一ヶ月、筋トレやダイエット、早起きのような体の習慣には三ヶ月、思考の習慣には六ヶ月かかるらしい。一ヶ月。30日。二百六十二万八千二・八八秒。牢獄のような時間である。

森博嗣さんの言葉で、「普通の人は気分というものがあって、潮の満ち引きのように上がったり下がったりする。そういう自分の状態を知っているのが大事で、要は自分を観察すること」というものが印象的だった。車や機械のように自分を整備することは結構大事だ。

ほぼ日手帳を買った。毎日よかったことと悪かったことを書いている。悪かったことのほうが個人的には大事で、当時はこんなくだらないことで落ち込んでたんだ、だっせーなとか、今日やなことがあったけど、この時のこれにくらべたらまだマシだなとか思える。

現在続けて2日目。続けられるといいなぁ・・・。

「片づけが できれば全て うまくいく!」 耳鼻咽頭科の 待合室にて