utsurobune’s diary

短歌を発表してます。

一人百首:45

今日は趣向を変えて、没ネタを披露したいと思う。

現在作っている短歌が88個あり、その中でそこまでよくはなかったなと思うものが何個かあるため、それを発表する。

・中学の 頃から苦手な 真正面 パンチの種類が 全てじゃないけど

直球の言葉が苦手な自分について書いたもの。あまり面白くないから没。

・三角の ぼうしを被り 笑いながら 権力がうちの チャイムを鳴らす

同調圧力について書いたものだろうか。だろうかって何だよ。

・この世には ○○と言う名が 多すぎる ジョンも多いが レノンはいない

同じ名前が多い人について書いた歌。本名が出せないし伝わりにくいから没。

・ポケットに 詰め込んだまま だった君を 忘れて洗濯機に かけてすまない

心の旅という歌で「眠りについた君をポケットに詰め込んでそのまま旅立ちたい」というものがあって、その先でポケットに詰め込んだ恋人を忘れて洗濯機で洗ったというもの。シュールだけど微妙。

・ほっといても 雪は勝手に 降るはずで 部室の窓の そばの椅子より

雪についての歌。そこまで面白くないから没。

・もう恋の 短歌は書かない そのかわり これまで以上と お約束する

決意がみなぎっているが没。

・なんとなく 今年はよいことあるごとし ライオンサルト はれて風なし

石川啄木の歌に、1.4東京ドーム大会でクリス・ジェリコが放ったライオンサルトが鮮やかだったため生まれたもの。パクリなので没。